見栄晴

見栄晴という題名にしましたが、芸能人の見栄晴さんは全く関係ありません。

 

勝手に名前使って申し訳ないです。

 

 

さて、今までの投稿ペースからすると時間が空きました。まだ完結してない南米旅行の記事も全然書いてません!

 

誰にも迷惑はかけてないのでいけないことをしてる訳ではないんだけど、書かなくなった理由は明白。

 

それは自分が目を背け続けてきたことがあるから。

 

 

ブログを始めて以降、新生活の抱負とか、上手くいったラップの披露とか、南米旅行の武勇伝とか書いてきました。

 

 

 

 

見栄張る

 

 

 

 

これが、自分が幼い頃からずっとずっと持ってるもので、いつからか見栄は張るのにその事実から目を背け続けてきたものだ。

 

どっかの記事で書いたかなぁ?

 

幼い頃、絶対自分はキムタクみたいなイケメンになり、スポーツ万能で、頭が良い人間になると思っていた。

 

それはそれは何の疑いもなく、自信に満ち溢れていた。

 

 

私は昔から目立つことが好きだ。

賞賛を浴びることができる。

 

想像するだけで気持ちが良い。

 

 

強烈で貪欲な承認欲求がいつでも自分の周りにくっついている。

 

今でもそうだったんだなぁ。

理想とかけ離れていると感じても、分かっても、キムタクだと思われたい。スポーツ万能だと思われたい。めっちゃ頭が良いと思われたい。何でもできると思われたい。

 

ただ、いつだかのタイミングで、認めて!承認して!と喚くことが恥ずかしいこと、良くないことだと思うようになった。

 

しかし、

ザ・優等生でいること、

人と違うことを常に求めること、

目立たなくて良いですみたいな発言をすることもあったが結局目立ちたいこと

こんな感じのことを過剰にすることで、常に承認欲求をアピールし続けていた。

 

この自分を一番認められなかったのは自分だと思う。

 

承認欲求をアピールするのは恥ずかしいことだと思いながら、実際はアピールしている。

 

この矛盾に目を背け続けてきた。

 

理想とかけ離れた自分を認めたくない。

できるだけ理想に近い状態で見られたい。

 

この欲求か強くて、見栄を張り続けていたんだな。

 

 

今回この記事を書くことにしたのは、会社の同期に恋愛相談の電話をしたことがきっかけである。

 

「○○くんって自分のこと好きなん?」

 

この質問に即答できなかった。

 

好きな面はあるはずなのに。

しかも相当な自信家だったのに。

 

このときから、本当の自分と向き合うことを避けていたことや自分の嫌いな面と向き合うことを避けていたことを思い知らされた。

 

南米旅行の記事を書かなくなったのは自分が頑張った場面が終わったからだ。

 

もう武勇伝をアピールする題材はなかったのだ。

 

今まで、理想を描いて、そこに近づけるように行動を起こして、着飾って自分を作っていたと思うのだが、

 

それは悪いことなんじゃなくて、

良いことかもしれないんだけど、

 

自分自身を好きになりづらい。

 

ずっと自分に嘘ついてる感覚にもなるし。

 

 

今、自分の中で、見栄を張ることなく振る舞う方法と、肩とかいろんなところの力を抜いて生きる方法は全く分からないんだけど、探して実践してみます!

 

何か良い方法あったら教えてください〜〜

 

 

 

 

 

あー、でも見栄張りたいなぁ

カッコよく思われたいなぁ

 

それを恥ずかしいってことにしないのも1つの策だな!

 

今までちょっと窮屈な生き方しちゃったからね!

ひとまず自分が生きやすい形を◎

初の海外、南米旅行 その7!

私には記録に残しておきたい記憶がある。

 

初海外は南米で、友達と2人の旅行をした。あらゆる新鮮な体験をしたのだが、その時の出来事や感情を綴っている。

 

 

さて、前回はウユニ塩湖へ行ったときのことを書いた。

 

 

ウユニ塩湖の次の目的地はレインボーマウンテンだった。

 

これはペルーにある。

 

ということで、僕ら2人はペルーへと向かった。

 

ボリビアからペルーに行くルートは2つあった。

チチカカ湖という湖を経由するルートと私が行きで使ったルートの2つだ。

 

湖を経由するルートはもう1つのルートと比べて、2時間ほど長い。

 

それでも友達は湖を経由するルートを推した。

 

理由を尋ねると、私が行きで使ったルートは入国審査の際に貴重品を盗ることがあるらしい。

 

全く知らなかった。

 

幸いにも、貴重品は盗られなかった。

気づいてないだけかもしれんけど。。笑

 

バスターミナルで話し合いをしていると、また聞こえてきた。

 

「クスコ、クスコ、クゥスゥクォォォオオオ」

 

呪文のように唱えられる地名連呼の始まりだった。

 

人前で大きな声を出すことに抵抗があまりないタイプなので、このバイトならできると確信した。

 

うん、ペルーでも生きていけるのかもしれん。

 

 

結局、湖経由のルートで行った。

 

絶景だった。

 

湖に着くと、人は船に乗って、バスは別のもっと大きな船に乗って対岸へと進んだ。

 

入国審査も無事に貴重品を盗られることなく抜けることができた!

 

入国審査の時間に急に雹が打ち付けてくるのと、友達がパスポートに押されたハンコの日が違う日で押されていたものがあったこと以外は平穏無事だった。

 

 

友達のパスポートの件は本当にかわいそう!

 

友達になんの不備はなかった。ペルーで入国のハンコを押してもらう日よりも後の日付のハンコが押されてて、審査する人が困惑。

 

友達はもともと提示する前からその間違いに気づいていたので、それを伝えて(外国語で伝え切れたこと、尊敬でしかない)きちんと入国しました。

 

 

ペルーに入って宿探し!

 

用意周到な友達は、事前に安宿を調べてくれてました〜。

 

2人で旅行行ってるのにずっとお客様気分だったなぁ。

 

で、泊まった宿が、エンペラトリスゲストハウス!

 

お世話をしてくれるお母さんが英語を喋れて、ずっと優しい。

 

お父さんは話せるのはスペイン語だが、言葉が通じなくてもめっちゃコミュニケーションを取ってくれる人。自分を持っていて、周りを巻き込んでいくタイプ。

 

人だけじゃなくて、施設も素晴らしい。

 

 

 

 

あったか〜いお湯が、、、出る。。。

 

 

 

 

嬉しい!!!!

 

トイレも蓋があるし、ちゃんと流れる。

 

本当に快適な場所です!

 

 

これまた友達に感謝しかない、、、

 

 

お母さんもお父さんも、僕らがレインボーマウンテンに行きたいということを伝えると、親身になって行き方を教えてくれた。

 

ツアーも予約してくれた。

 

スペイン語はまだ上達していない、というより、帰るときに数字がほんの少し分かる程度なので、予約を自分でできる見込みはない!

 

本当に助かりました。

 

おかげさまで、レインボーマウンテンに行けます!

 

ということで、その7はここまで!

 

次回、レインボーマウンテン登ります◎

日本の衛生力すごい

南米旅行シリーズの途中ですが、関係ないことで記事にしたいものができたのでそれを書きます。

 

5月から元号が新しくなり、令和の時代になりました。

 

まだ変わって2週間も経ってないけど、4月1日に発表されたからかな?令和になってからもっと長いような気もしてます。

 

4月1日ってエイプリルフールとか考えなかったのかな?

 

この前水曜日のダウンタウンで見た、ななまがりという2人組の芸人さんが、新元号当てるまで帰れないという企画をしてたけど、「歯姫」がツボ。

 

4月1日だけ歯姫で発表してほしかったなぁ。

 

さて、新元号万葉集から取ったということで、万葉倶楽部に行ってきましたー!

 

まず、建物がすごく綺麗!!

 

リラックスできる環境が充実してて、心地良かったです。

 

まず、初めて岩盤浴をしました!

 

もともと代謝は良い方ですが、身体の内側から温められると老廃物が外へ押し出されていくような、そんな感覚がありました。

 

5分うつ伏せ、10分仰向け、5分休憩を3回繰り返すと、汗がサラサラしてくるようになりました。

 

この汗が出るようになると、涼しい!◎

 

岩盤浴オヌヌメです。

 

次に温泉へ行きました。

 

ここも施設が充実してて面白い。

 

内露天風呂(露天風呂って言っていいのか?)や寝湯、熱めの風呂に水風呂、炭酸泉がありました!

 

特に気に入ったのは炭酸泉!炭酸の泡が細かくて、毛穴よりも小さい粒子ということを謳っていたのですが、まさにその通り!

 

お湯に浸かっただけで身体の中に泡がどんどん入ってくるような感覚がありました。この炭酸泉と水風呂を交互に入ると気持ちよかったです!◎

 

あと、この温泉、建物の11階にあるんですが、シャワーの水圧が強くて気持ち良い!

 

この高さでこの水圧を出せる日本の技術、そして綺麗さが素晴らしい。衛生力がすごいと思いました。

 

万葉倶楽部はリラックスする設備も充実してて、漫画を読めるところがありました!

 

そこに置いてあったのが『DAYS』

 

ずっと読みたかったサッカー漫画で、巻数も揃っていて、ここで読み進めようと決めました。

 

万葉倶楽部、身体も心も癒すことができるすごく魅力的なところでした!

また行きます◎

初の海外、南米旅行 その6!

私には記録に残しておきたい記憶がある。

 

初海外は南米で、友達と2人の旅行をした。あらゆる新鮮な体験をしたのだが、その時の出来事や感情を綴っている。

 

ブログを読むときは部屋を明るくしてなるべく画面から離れて見てね

 

さて、前回は、ついに!ついに!現地集合できましたーというところまで書いた。

 

友達と会えたことですごく安心した。日本語が通じる喜びも感じた。そして、お互い高山病。同じ症状の人が近くにいるだけでなんとなく安心できた。

 

友達は高山病対策をしっかりと調べていて、色々教えてもらった。それにならって、ゆっくり行動しながら、大きく深く呼吸していると少しずつ落ち着いてきて、症状が和らいだ。

 

あ、ラパスのバスターミナルで買ったムニャティーの効果もあったかも!

 

聞いたこともなかった高山病に効くと言われるお茶。日本だと絶対避けるが、現地だと思い切って買えてしまうあたり、何でもできてしまいそうな強さや恐ろしさを感じた。

 

 

症状が和らいだと言ってもゼロではない。ここ3日ずっと吐き気や頭痛が止まらないという状況。これは本当にしんどい。

 

とりあえず、旅行の目的を果たすためにウユニ塩湖のツアーを予約することにした。

 

ホテルの隣にツアー会社があるのだが、ここまでの移動がキツい。階段を1フロア分降りるだけなのに。

 

ツアー会社に着くとすんなりと日の入りツアーの予約をすることができた。

 

店の入り口にたくさん貼り紙がしてあって、予約をしたら該当の日時のツアーに名前を書いていくシステム。1ツアー7人が定員なのだが、今晩のツアーは全員日本人男性だった。

 

だからせっかく海外来たけど日本語を使いまくり!

外国語でコミュニケーションを取るとか憧れてたけど、飛行機予約のトラブルで散々がんばったので小休止に丁度良かった◎

 

結局日の入りツアーの出発時刻まで高山病は収まらず、友達と2人とも部屋で横になりながらもだえているという感じで時が過ぎていった。

 

さて、出発!

これからすごく綺麗な景色を見ることができる!

 

ツアー会社のすぐ前まで車が来てくれるので、車に乗るまでは非常に楽だった。

 

ただ、残念席を選んでしまった、、、

 

車は、運転席と助手席、その後ろに3人がけ、その後ろに3人がけの椅子と直行して向かい合う2人がけが2つ。

 

合計9人乗れる車に8人で乗った。

 

私は向かい合う2人がけの椅子の外に近い側に座った。

 

車の外に近づくにつれて、緩やかに天井が下がってくるタイプの車だったので、常に首を傾げている状態だった。

 

道路は整備されているところとされていないところがあり、ほとんど整備されていなかった。

 

常に首を傾げながら、頭をコツコツとぶつけた。乗り心地悪いし、痛い。笑

 

車内では日本人旅行者たちによる自慢話が繰り広げられた。

 

 

今世界一周中で〜、〇〇。

 

南米は30何ヵ国目です〜。

 

一人旅めっちゃ好きで歴が長いです〜。

 

 

正直興味ない^^;

 

でもたくさん行ってたら誇らしく思えてくるんだろうなぁということは分かった!

 

量の多さを見せつけ合う会みたいになってたが、みなさん初めは韓国とかの近場から行ったという人が多く、やはり自分のケースはレアなのだなぁと思った。

 

そんな会話をしていたら入り口に着いた!

高山病はまだ残っていて、車内の姿勢のせいで節々もちょっと痛い。

 

車から降りると塩の上にうすーーく水が張っていた。これが反射の原理だ。

 

とは言っても、入り口はまだ綺麗とは言えない。塩の結晶が大きいからなのか、主張が強いからなのか、塩がゴツゴツしているのが広がっている景色しか見えない。

 

これは、ガッカリパターンか?

 

頭をよぎる。

 

しかし、そんなことはなかった。

 

入り口からまた車に乗り、もう5分ほど進むと一面鏡張りに見える、すごく綺麗な景色が広がった!

 

 

 

 

綺麗!

 

 

 

 

言葉を失った。どの言葉を当てはめても安くなってしまう。

 

何とも表現しがたい綺麗な景色が広がっていた。

 

どれくらい綺麗かと言うと(言葉で表現できないて言った直後に言葉で表現してる、、、)、3日間苦しめられ続けた高山病の症状が全て吹き飛ぶほどの綺麗さ!

 

天候によって景色は左右されるそうだが、すごく天候に恵まれたので、満足だった。

 

行くの大変だし、もう行かなくて大丈夫。

 

でも一度見ることができて本当に良かった!まだの人は一度生で見ることをオススメする。

 

 

 

ツアーが終わり、ホテルへと帰ると、高山病が襲ってきた。

 

やはりウユニ塩湖の魔法だったか、、、

 

ということで!ウユニ塩湖見れましたー!南米旅行その6はここまで!

初の海外、南米旅行 その5!

私には記録に残しておきたい記憶がある。

 

初海外は南米で、友達と2人の旅行をした。現地集合をするまでの記録などを綴っている。

 

ブログを読むときは部屋を明るくしてなるべく画面から離れて見てね

 

さて、前回は、ラパスに着いたところまで書いた。

 

入国審査のところをラパスと勘違いして、勝手に置いていかれかけた訳だが、分からないことをしっかり質問したことで迷子にならずに済んだ。

 

分からないままにしないって大切だなぁ。

 

ラパスへ着くと、すごく大きなバスターミナルに来た。

 

国内国外あらゆる所へ行くことができるバスターミナルで、5,000円〜6,000円ほどですごく快適なバスを手配できたかな?

 

ちょっと高いけど、手は出せると思ったのでゆっくりできるバスをまた選んだ。

 

今回はバスターミナルで8〜9時間待った。

 

 

長い。。。

 

 

そして、この間はずっと高山病で身動きを取るのがすごくしんどかった。

 

頭痛と吐き気はどんどん強くなる。

 

ベンチでぐったりするしかできなかった。

 

また、ドコモの海外利用を使っていたのだが、この、ラパスでの待ちの時間で携帯料金の上限に達したので、Wi-fiスポットへ行かないとスマホでの通信ができなくなってしまった。

 

連絡手段が消えた。

 

あれ?現地集合できる?笑

 

とりあえず、ウユニの約束のホテルへと信じて向かうしかない状態になった。

 

合流できるのか不安になりながらベンチに横たわっていた。

 

バスターミナルには大きなテレビがあり、延々とイタズラ番組を繰り返し流しており、すごく面白かったので、待ち時間の大半はそのテレビに費やした。

 

待ち時間を割と楽しめていたのだが、イタズラ番組も繰り返されているので、内容を覚えてしまった。

 

それから、私の発狂しそうになる出来事が始まる。

 

 

サンタクルスサンタクルススゥクゥレェェェエエエエ!」

 

「クスコクスコクスコクスコクスコクゥスゥコォォォォオオオオオオ!」

 

周りから叫び声が聞こえ始める。

 

ここの文化として、バスの宣伝をする時に地名を連呼して、しかもめっちゃ叫ぶというものがあった。

 

私は待ち時間の後半から絶え間なくこれを聞かされ続けることになる。

 

もはや洗脳のレベル。

おかげさまで地名は少し覚えました。

 

現地で暮らすことになったとしても、ひとまずバス会社の勧誘のバイトならできそうなくらいに再現できるまでになった。

 

 

南米旅行全体を振り返って、一番辛い、しんどいというのはここだったなぁと思う。

 

そんな時に支えてくれたのは、足立佳奈さんというアーティストの歌だった。

 

中でも、『だいじょうぶっ!』という曲はすごく真っ直ぐな歌詞の応援ソングで、勇気を与えてくれる曲だ。

 

先日受けた新任研修で、勇気とは怖がらないことではなく、怖くてもやることだと習った。

 

この時はまさにそうで、会話が楽にできないし、行き先がちゃんと合ってるのかすら分からない。いつでも連絡取れる状況ではない。

 

とにかく怖さがまとわりついて離れなかった。

 

それでも、怖いけど大丈夫だなという感覚は足立佳奈さんが常に与えてくれた。

 

ぜひ一度聴いてみてほしい。

 

身体がしんどい中でもポジティブになれた私はこれは絶対話のネタになると確信し、どんな話の構成にしようかと考えられるほどの余裕を作ることができた。

 

そんなことをしているとバスの出発の時間が来た。

 

予定より、一日遅れでようやくウユニへと降り立つ。ウユニに着いてから、どのように連絡を取れば良いのかと不安になったが、着くところの環境が全く分からないので、考えるのをやめた。

 

とりあえず着いてくれ、会えてくれ、、、

 

信じるしかなかった。

 

バスに揺られて、いつの間にか、眠っていた。陽がまたのぼり、3月4日。

 

!!!ちゃんとウユニに着いた!!!

 

まだ、友達に会えてはいないけど、1人で目的地であるウユニに行くことができたのは、すごく自信になった。

 

根拠はないけど、絶対会えると思った。

自信に満ち溢れていた。

 

約束のホテルへ行く。

 

もうすでに満室だと言われた。

そして、友達の名前を伝えると、そんな人は泊まっていないと言われる。

 

???

あれ?通信制限かかってるけど、どうやって情報を得よう?

 

マメな友達なので、約束と違う場所になったら確実に連絡を入れてくれている。

 

しかし近くにWi-Fiスポットが見当たらず、得る手段がない。

 

そんな時、クスコから続いている高山病が強さを増した。

 

頭痛がひどい。

 

これは病院へ行こう。

病院へ行ったら、高山病の薬がもらえるだろうし、Wi-Fiがあるかもしれない。

 

ホテルの人に病院の場所を教えてもらい、ホテルを後にした。

 

外へ出て二歩目。右前方からスキップをして近づいてくる人間がいた。

 

友達だった!

 

何も連絡を取れていなかったのに、バッタリと遭遇し、スキップで迎え入れてくれた。

 

高山病に負けた私は嬉しさを全身で表現することは出来なかったが、何とも表現しがたい安心感に包まれた。

 

もう試練は過ぎ去った。

 

友達が高山病対策法をめっちゃ調べてくれていたので、約束してたとこの隣のホテルへと行き、部屋を手配して、病院へ行くことなく、ゆっくりすることができるようになった。

 

苦しみに行ったのかと錯覚するほどの行きの移動だったが、やっと本来の目的、ウユニ塩湖が近づく!

 

ということでその5はここまで!

 

偶然会えてなかったらどうなっていたかと想像するだけでゾッとするが、無事会うことができて、ここから当分は二人旅です◎

出版したら売れますか?笑

今回は、南米旅行のシリーズの途中だけど、別の話!

 

今回書こうと思っているのは『余裕の作り方』という話。

 

まず、余裕の意味を確認する。

余裕は、広辞苑で調べると、

①必要な分のほかに余りのあること。また、その余り。

②精神的にゆったりしていること。ゆとり。

とある。

 

今は精神的な意味で使われることが多いような気がする。

 

さて、先日ドライブに行った時に、運転席で喋っていた時に、余裕あるねと言われた。余裕があるという表現は、今の私は疑問に思う。

 

こんなことを言う私も、高校生の途中までは余裕というものはあるかないかの概念で考えてきた。

 

日本語の表現を見ても、余裕とはあるかないかの概念で考えることが常識なのではないかと思う。私はこの常識に疑問を投げかける。

 

あれ?こういう内容の本、書けそう?笑

出版したら売れますか?笑

 

すみません。調子に乗りました。

 

私は高校生の時に部活で挫折をした。このことは以前、バックグラウンドを記した回で語ったので、気になった方はそちらを見てほしい。

 

挫折をしているときは、余裕はあるかないかのものでしかなかった。つまり、自分でコントロールするよりは、何かから与えられているような感覚だった。

 

高校生での挫折では、母上から部活辞めていいよと言われてから、せっかくだし楽しんでから辞めようと思うようになった。

 

すると、楽しむために何をしようかと考えるようになった。

 

今までは、また失敗したらどうしようという不安が頭を支配していた。

 

バレーボールをしていたのだが、基本的なパスの動きを言語化して、どのように体を動かすのかを確認するとともに、失敗したら、ごめん!と謝ることにした。

 

すると、何をするかが明確になると、不安は感じなくなった。

 

お?余裕ができたぞ

 

この瞬間が、私の余裕に関する概念が変わった瞬間である。

 

 

余裕はあるかないかではなく、作るか否か。

 

 

自分が何をするかを明確にすれば、不安に支配されることがなくなって、頭がクリアになって余裕を作ることができる。

 

ついでに失敗したらどうするかも決めちゃえばいつ失敗してもリカバリーできる。

 

こう考えると、すごく楽になった。

 

是非一度試してみてくださいな!

 

そう言えば、前にテレビを見ていた時、ANZEN漫才のみやぞんさんが言っていたことで感銘を受けた言葉がある。

 

 

自分の機嫌は自分で取る。人にとってもらおうとしない。

 

 

これも自分で余裕を作る考え方とリンクするところがあるのではないだろうか。

 

自分でゆとりを作って、それによって心を安定させる。

 

これを意識することで、いつでも自分の生み出した余裕を感じられるようになった。

 

 

私は決して運転が上手ではない。だからこそ、ドライブへ行く時も、自分で余裕を作らないと視野がどんどん狭くなってしまう。

そして、何より危ない笑^^;

だからこそ、余裕を作る必要があったし、自分にも周りにもその余裕を感じさせる必要があった。

 

周りの人がその余裕を感じたかどうかは自分では分からないが、もし不安がもろに出ている状態で運転していたら、周りはもっと不安だっただろう。

 

 

私は余裕の概念が変わってから、余裕がない状態になったことは幾度かある。

 

その時は、余裕を作ることを自分の優先順位の一位にしていなかった。

 

そして、余裕がない状態で何かをしなきゃいけないとき、私は焦ってよく何も上手くいかないという状態になる。

 

余裕を作るということを自分の優先順位の一位にすると、失敗してもリカバリーしやすい。

 

なんか同じこと何回も言った気がするけど、これは私のここ5,6年変わらない信念である。

 

5,6年って短いな笑

 

今後この信念が変わることがあるかもしれないけど、間違いなく、今の自分を生きやすくしているツールである。

 

そして、今後もたくさん余裕を作ろうと思う。

初の海外、南米旅行 その4!

私には、残しておきたい記憶がある。

 

 

初海外は南米で、友達と2人の旅行をした。現地集合をするまでの記録などを綴っている。

 

ブログを読むときは部屋を明るくしてなるべく画面から離れて見てね

 

さて、前回は、ペルーのクスコの市街地にタクシーから降ろされた後、バスターミナルに向かって歩く途中に高山病になったところまで書いた。

 

ペルーに入るまでは花粉症がひどくて、飛行機の中で、両鼻にティッシュを詰め、その上にマスクをしないとどうにもできないほど、ひどい状態だった。

 

ペルーに着き、花粉症の症状が完全になくなり、初めて体調が良い瞬間が訪れた直後の高山病、、、悲しい。。。

 

そして、南米初めての体調が良い瞬間というのは、地球の歩き方の地図とにらめっこして、どこの市街地に降ろされたのか不安になりながら現在地を把握するという、精神状態は良好と言い難いものだった。

 

配達のアルバイトをしていたからか、通りの名前などを頼りにして、すぐ現在地は把握できた。

 

しかし、目的地のバスターミナルは、その地図上にはなかった。こっちの方にあるよ!としか書かれていない。

 

だから、途中までは地図を頼りにして、地図の外からは、街の標識を頼りにしてバスターミナルへ向かうことにした。

 

パンパンに荷物が入ったリュック2つをおんぶにだっこの状態で持って歩いた。

 

重い。

 

だけど、もうタクシーに乗りたくはない。

 

ちゃんと連れて行ってくれるか知らんし、行き先を正しく伝えられるのかすら分からない。

あと、ペルーの現金をそんなに持っていなかった。

 

重さでだるいのかと思ったら、頭痛と吐き気が襲ってきた。そこで高山病だと分かった。

 

とりあえず、休みたいし、昼食を抜いていたので、17:00頃、サッカーの中継を放送してるご飯屋さんに入った。

 

座れるし、サッカーを見て時間も潰せるし、栄養は摂るべきだと思ったので、ゆっくり休憩しながらご飯を食べることにした。

 

ヘルシーなハンバーガーっぽいサンドされてるやつとポテトを注文すると、別添えのソースがついてきた。

 

ピンクのソースと緑のソース。

中身は教えてもらってる雰囲気があったが、スペイン語なので分からない。

 

まず、ピンクにパンをつけて食べてみると、辛い!南米独特の香辛料っていう感じがした。

次に、緑にパンをつけて食べてみると、辛い!南米独特の香辛料っていう感じがした。

 

あれ?同じ味?

 

何が違うか聞きたかったけど、スペイン語が分からないので断念。

 

その後は、高山病による吐き気とサッカーの中継が気になるのとで、ご飯がなかなか喉を通らなかった。

 

結局、10分で食べられる量を1時間ちょっとかけて食べ、体力も少し回復したので再びバスターミナルへと向かった。

 

店を出てすぐ、地図の範囲外へと入ったが、一度迷っただけでバスターミナルに着いた。

 

もうこの頃は、一度くらいの迷いなら動揺せず、言語通じないなりにコミュニケーションを取って軌道修正出来るようになった◎

 

さて、バスターミナルに着くと、1,2時間待つだけでラパス行きのバスがやってきた。

 

このバスは日本で乗ったどのバスよりも綺麗で快適だった。(料金が高いバスにしただけ)

 

自分の肩幅の2倍くらいのゆったりとした革張りのシートで、リクライニングは180°まで倒せる。

 

12時間以上移動したことになったと思うが、車内食が付いていて、かなり温かいご飯が与えられた(高山病で全然食べていない)。

 

私は初海外で、移動の時が盗まれる危険性が高いと勝手に思っていたので、飛行機ではなるべく寝ないように無理していた。それでも結局3,4時間は寝てしまっていたんだけど、、^^;

 

私にとってはこの睡眠時間はすごく少なくて、バスの移動で一気に睡魔に襲われた。

 

車内食が与えられて間もなく、眠りに落ちた。

 

すると、バス会社の人に叩き起こされた。すでに日が変わっていた。本当に一瞬だった。

 

叩き起こされたのは、ボリビアに入ったところである。国境またぎとか生で見てみたかったのに睡魔に負けて逃してしまった。ざーんねん。

 

バスから降ろされると、私はラパスに着いたと思い込んでいた。

 

同じバスに乗っていた人の列ができていたので、とりあえず後ろに並ぶと、パスポートにスタンプを押してもらって、入国審査として荷物を確認された。

 

実はこの場所は、昔、貴重品を盗るのが当たり前だったらしく、今でも危険なところとして、もう少し遠回りするルートを選ぶ人が多いらしい。

 

何も盗られなくて良かった。運が良いなぁ。

 

無知って強いです。

 

荷物検査が済むと、私はラパスに着いたと思い込んでいるので、バス会社の人にウユニへ行きたいと強く訴えた。

 

するとさっきまで乗っていたバスに案内され、お金も払わなくて良い。

 

おいおいボリビア大丈夫かよと思っていると、ここバスターミナルじゃないよと伝えられた。

 

たしかに!バス何にも停まってない!

 

まだラパスじゃないんだ〜と気付かされ、またも睡魔に負けながら2,3時間揺られるとラパスに着いた。

 

今回は文は長くなったけど全然進んでない!ここまで!ラパスへ着いたところから次回、乞うご期待。