初の海外、南米旅行 その4!

私には、残しておきたい記憶がある。

 

 

初海外は南米で、友達と2人の旅行をした。現地集合をするまでの記録などを綴っている。

 

ブログを読むときは部屋を明るくしてなるべく画面から離れて見てね

 

さて、前回は、ペルーのクスコの市街地にタクシーから降ろされた後、バスターミナルに向かって歩く途中に高山病になったところまで書いた。

 

ペルーに入るまでは花粉症がひどくて、飛行機の中で、両鼻にティッシュを詰め、その上にマスクをしないとどうにもできないほど、ひどい状態だった。

 

ペルーに着き、花粉症の症状が完全になくなり、初めて体調が良い瞬間が訪れた直後の高山病、、、悲しい。。。

 

そして、南米初めての体調が良い瞬間というのは、地球の歩き方の地図とにらめっこして、どこの市街地に降ろされたのか不安になりながら現在地を把握するという、精神状態は良好と言い難いものだった。

 

配達のアルバイトをしていたからか、通りの名前などを頼りにして、すぐ現在地は把握できた。

 

しかし、目的地のバスターミナルは、その地図上にはなかった。こっちの方にあるよ!としか書かれていない。

 

だから、途中までは地図を頼りにして、地図の外からは、街の標識を頼りにしてバスターミナルへ向かうことにした。

 

パンパンに荷物が入ったリュック2つをおんぶにだっこの状態で持って歩いた。

 

重い。

 

だけど、もうタクシーに乗りたくはない。

 

ちゃんと連れて行ってくれるか知らんし、行き先を正しく伝えられるのかすら分からない。

あと、ペルーの現金をそんなに持っていなかった。

 

重さでだるいのかと思ったら、頭痛と吐き気が襲ってきた。そこで高山病だと分かった。

 

とりあえず、休みたいし、昼食を抜いていたので、17:00頃、サッカーの中継を放送してるご飯屋さんに入った。

 

座れるし、サッカーを見て時間も潰せるし、栄養は摂るべきだと思ったので、ゆっくり休憩しながらご飯を食べることにした。

 

ヘルシーなハンバーガーっぽいサンドされてるやつとポテトを注文すると、別添えのソースがついてきた。

 

ピンクのソースと緑のソース。

中身は教えてもらってる雰囲気があったが、スペイン語なので分からない。

 

まず、ピンクにパンをつけて食べてみると、辛い!南米独特の香辛料っていう感じがした。

次に、緑にパンをつけて食べてみると、辛い!南米独特の香辛料っていう感じがした。

 

あれ?同じ味?

 

何が違うか聞きたかったけど、スペイン語が分からないので断念。

 

その後は、高山病による吐き気とサッカーの中継が気になるのとで、ご飯がなかなか喉を通らなかった。

 

結局、10分で食べられる量を1時間ちょっとかけて食べ、体力も少し回復したので再びバスターミナルへと向かった。

 

店を出てすぐ、地図の範囲外へと入ったが、一度迷っただけでバスターミナルに着いた。

 

もうこの頃は、一度くらいの迷いなら動揺せず、言語通じないなりにコミュニケーションを取って軌道修正出来るようになった◎

 

さて、バスターミナルに着くと、1,2時間待つだけでラパス行きのバスがやってきた。

 

このバスは日本で乗ったどのバスよりも綺麗で快適だった。(料金が高いバスにしただけ)

 

自分の肩幅の2倍くらいのゆったりとした革張りのシートで、リクライニングは180°まで倒せる。

 

12時間以上移動したことになったと思うが、車内食が付いていて、かなり温かいご飯が与えられた(高山病で全然食べていない)。

 

私は初海外で、移動の時が盗まれる危険性が高いと勝手に思っていたので、飛行機ではなるべく寝ないように無理していた。それでも結局3,4時間は寝てしまっていたんだけど、、^^;

 

私にとってはこの睡眠時間はすごく少なくて、バスの移動で一気に睡魔に襲われた。

 

車内食が与えられて間もなく、眠りに落ちた。

 

すると、バス会社の人に叩き起こされた。すでに日が変わっていた。本当に一瞬だった。

 

叩き起こされたのは、ボリビアに入ったところである。国境またぎとか生で見てみたかったのに睡魔に負けて逃してしまった。ざーんねん。

 

バスから降ろされると、私はラパスに着いたと思い込んでいた。

 

同じバスに乗っていた人の列ができていたので、とりあえず後ろに並ぶと、パスポートにスタンプを押してもらって、入国審査として荷物を確認された。

 

実はこの場所は、昔、貴重品を盗るのが当たり前だったらしく、今でも危険なところとして、もう少し遠回りするルートを選ぶ人が多いらしい。

 

何も盗られなくて良かった。運が良いなぁ。

 

無知って強いです。

 

荷物検査が済むと、私はラパスに着いたと思い込んでいるので、バス会社の人にウユニへ行きたいと強く訴えた。

 

するとさっきまで乗っていたバスに案内され、お金も払わなくて良い。

 

おいおいボリビア大丈夫かよと思っていると、ここバスターミナルじゃないよと伝えられた。

 

たしかに!バス何にも停まってない!

 

まだラパスじゃないんだ〜と気付かされ、またも睡魔に負けながら2,3時間揺られるとラパスに着いた。

 

今回は文は長くなったけど全然進んでない!ここまで!ラパスへ着いたところから次回、乞うご期待。