初の海外、南米旅行 その3!

私には記録に残しておきたい記憶がある。

 

初海外は南米で、友達と2人の旅行をした。現地集合をするまでの記録などを綴っている。

 

ブログを読むときは部屋を明るくしてなるべく画面から離れて見てね

 

さて、前回は、ペルーのリマで、予約してた航空券をチェックインすることができなかったけど、新たに航空券を見つけて買うまでだったっけか。

 

もともとの予定が4:30発くらいだった。リマにいたのは基本深夜だったので、夏だったけどまだそこまで暑くないというくらいの気温。

 

予定の飛行機に乗れなかったので、時間が遅れ、結局リマ8:00発くらいになったのだが、この時間になると暑かった。

 

旅行の行き先が、ウユニ、クスコ、マチュピチュなど、標高が高いところが多く、夏用の服を持っていなかったのは痛手だった。

 

早く8:00になれーと思っていると、場内アナウンスが響く。

 

飛行機遅延します。

 

50分後に出発が遅れることになり、乗り継ぎの時間がとても短くなってしまった。

 

これが南米か。これが海外か。

 

完全に初海外の洗礼を浴びている気分だった。

これは大荷物抱えてるけど、ダッシュしかない。覚悟を決めた。

 

覚悟なんていらなかった。

 

飛行機の遅延がさらに遅延したのだ。乗り継ぐ予定だった飛行機は私がクスコへ向かう前に飛んで行ってしまった。

 

結局、10:00を過ぎてから飛行機が飛び、12:00くらいにクスコに着いた。

 

空港で、ラパス行きの飛行機を探すと、私が予約していた便がその日最後で、一番早く移動したいのであれば、夜行バスを使えとのことだった。

 

空港でバス会社を探していると、ラパス行きの夜行バスを見つけた!!

 

ここしかない。

 

そう思って、契約書みたいなものに署名をすると、バス会社の人も予約完了だぜみたいな雰囲気を出してきたので安心した。

 

すると、突然、タクシーを手配するから着いてきてくれと言われ、空港の外へと連れ出された。

 

あれ?予約完了してないのか?

 

会社が手配したタクシーに乗らされると、市街地へ向かっていった。

 

車窓から外の景色を見ていると、どんどん空港から離れていき、不安が増していった。

 

すると、強いスコールに遭った。

 

何これ、めっちゃ文学的なやつだ。

情景描写とか習ったけど、それが実際に起こっているのである。

もしかして、天気操れる説あるか?とか自惚れたけど、それどころではない。

 

バス会社の人が、市街地中心辺りで

「パスポート持ってる?」

と聞いてきた。

 

もう私はバス会社の人を頼るしかない状況だったので、持ってると言って、パスポートを渡した。

 

すると、会社の人はパスポートを持って1人で車から街へと出て行ってしまった。

 

私は車内に取り残され、運転手と2人きり。パスポートを持って行かれた状況で、さらわれてもおかしくないなと思った。

 

元はと言えば、会社が手配したタクシー。グルであっても何もおかしくない。

 

あぁ、俺はここで暮らしていかなきゃいけないのかもなぁと悟った。

 

10分ほど経って、バス会社の人がパスポートを持って帰ってきてくれたので、現地で生きていかなきゃいけないことにはならずに済んだ。

 

ただ、パスポートを返し忘れていたので、車を出るときに私が、パスポートを返してくれと伝えていなかったら、長いことペルーに居続けなければならなかったかもしれない。

 

タクシーはバス会社がお金を持ってくれたので私が払う必要はなかった。ただ、その代わり、降り立ったことのない市街地に降ろされ、バスターミナルは、自分でタクシーを手配して行ってくれと言われた。

 

バス発車まで8時間。歩ける。

そう確信した私は、地球の歩き方を手に取り、自分の居場所を確認する。

 

その時だった。

 

急に、吐き気と頭痛に襲われた。お酒は当分呑んでいなかった。しかし、ザ・二日酔いの症状が出ている。

 

リマ(標高100mくらいだった気がする)から、一気に飛行機でクスコ(標高3,000mくらいだった気がする)へ行ったことで、高山病にかかってしまった。

 

ナップサックを背中とお腹の前後に抱えて、二日酔いの症状に襲われながらバスターミナルへと歩く旅が始まった。

 

ということで、その3はここまで!

思い出すだけでしんどさが蘇ってくる、、笑